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「グリホサート製品を使わないようにします」宣言 by 読谷協同産業株式会社

グリホサートの危険性を知った企業が、グリホサート製品を使わないようにしていくと宣言しています。

沖縄読谷村のビルメンテナンス会社の読谷共同産業株式会社です。

宣言文を読むと、日本の現在のグリホサート使用の現状がとてもよくわかるので、下記に引用して紹介します。


グリホサート系農薬は使いません


「WHOから発がん性を指摘され、世界33か国で使用販売を禁止されているグリホサート系農薬が2017年12月から日本では真逆の規制緩和、使用拡大が図られ残留基準値も最大400倍に緩和されました。

日本国内ではグリホサート含有農薬の製品数が700種類以上、北海道や福岡県など全国で出荷2週間前の農作物に散布して出荷している状況も散見されるようです。

日本は単位面積当たりの農薬使用量は世界第一位、多くの毒物が使用されています。

除草剤は、大地や水を汚し、微生物・虫を殺し、人の健康、自然を破壊します。

生態系を壊さないよう、できる限り除草剤を使用しないよう試みます。

弊社は、今後グリホサートを含有しない除草剤に代替えしてまいります。

日本国内では、唯一福岡県宇美町において2016年8月から町管理施設では使用を控えています。

全世界のコストコでは販売を取りやめています。ダイソーでも販売を取りやめるようです。

昨年、米国では散布者のがん発症の責任を問われ数十兆円規模の裁判が起こされ、米国モンサット社、独国バイエルン社が敗訴したことを受けて株価が大幅下落したようです。」




ダイソーがグリホサート製品の販売を止めると宣言したことに読谷共同産業株式会社が注目したことは、ダイソーの企業イメージのアップにもなるでしょう。もちろん、読谷共同産業株式会社のイメージもアップしていくはずです。「グリホサート製品を売らない、使用しない宣言」は、企業のイメージアップの輪を広げていくことにもなるのです。


グリホサート製品を使わないようにしていくと宣言する。
こういう英断が企業から企業へ、まだ学校や様々な施設、自治体に広がっていくことを期待します。そして、なぜこういう動きになるのか、国もしっかり見つめて、早くグリホサートやその他の危険な農薬の規制や禁止をすることを希望します。


なお、ダイソーがグリホサート製品の販売を中止すると決断した背景には、「小樽・子どもの環境を考える親の会」の要望書提出という地道な作業があったことを、企業のみなさんも消費者のみなさんも覚えておいてほしいと思います。





*読谷共同産業株式会社の宣言に関する情報源



by no-glyphosate | 2019-08-10 23:23 | 企業情報

グリホサートから市民と自然と環境を守るネットワーク


by no-glyphosate
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